カツオノツモリ

昨年4月、おとーさんがカツオの一本釣りの船に突如乗り組む事になって間もなく1年になります。

長かった気もするし、あっという間だったような感じもします。

おとーさんがほとんど家にいないということは時々困ることもありましたが、おとーさんが帰るたびに新鮮で美味しいカツオのお土産があったのでみんなで喜んだ1年でした。




さて、高知の小学校の社会科の授業では[高知のくらし]という副読本を使いますが、その中の『海をいかした暮らし(中土佐町)』でカツオの一本釣りの学習をします。

3学期に入ってから「カツオの一本釣りのことを4年生の皆に話をして欲しい」という依頼がおとーさんのところに舞い込んできたもよう。

たった1年間の経験でどんな話が出来るのだろうと心配です。

引き受けた!?

「仕方ないろう」

まあそうやね。(^_^;)




一本釣りの話だけでは間が持たない!?

竿とカツオの模型で一本釣り体験をしてもらおうという事になりました。

で、おとーさんからカツオの模型作製の依頼が・・・σ(^_^;)




体験用なら重量感が重要だとは思いますが一体何kgのカツオのモデルにしたらいいんでしょうね?

重過ぎだと大変だけどあまり軽くしても面白くないよね。

材料を何にしようかと悩みましたが、子ども達が怪我でもしたら大変ということで布地で作りました。


カツオノツモリ

古いジーンズを解体してなんとなく魚に見えるという稚拙なものですが、これに砂をパンパンに詰めるとだいたい6kg。

ちょっと重過ぎな感じがするので5kgまで減量。

あっという間に1kg減量・・・私のお肉もこんなふうに簡単に減らせたら良いのに。(^_^;)




そのまま砂を詰めると埃っぽくなりそうなので砂はビニール袋入りです。

緩衝用に水道管の凍結防止用保護材を入れてみました。


カツオノツモリ1号(5kg)





Eくん、ちょっと釣ってみて〜!

竿は手元を短くカットして小学生でも楽に使えるように改造しています。


無理っぽい・・・(^_^;)

5kgはちょっと重すぎたようですね。




急遽もう少し軽いカツオノツモリを作製。


カツオノツモリ2号(3kg)

多少改良して前作よりは格好良くなりました!?

これじゃあカジキみたいやと言われましたが、カツオノツモリですから。(笑)




3月8日(木)の午後、おとーさん小学校に行く。

ついて行きたい衝動を抑え見送りました。(^_^;)

準備したのは竿とカツオノツモリと釣針と若干の資料など。


釣竿

カツオノツモリ1号2号

おとーさん自作の擬餌針


資料写真少々




まずは教室で一本釣り釣り談義?講義?
Eくんから得た情報によれば「お給料はいくら?」とか「カツオの値段は?」など金銭に関する質問が用意されているという話も聞いていましたが、そういう質問は出なかったみたいです。(笑)




その後は体育館に移動して一本釣りの体験。

子ども達はカツオノツモリ2号(3kg)、担任の先生は1号(5kg)、校長先生はその2匹を一緒にして8kgを釣り上げたそうです。

校長先生頑張りましたね〜!(^^)

同行取材が出来なかったので写真がないのが残念です。




「また来年度もお願いします」と依頼されたらしいですが、おとーさんは来年のこの時期までカツオの一本釣りをしているのだろうか?(^_^;)


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【カツオの一本釣りとは】
カツオの一本釣りとは、船で沖に出て釣り竿で1匹ずつカツオを釣り上げる漁法の事です。 先ずは双眼鏡やレーダー・魚群探知機などでカツオの群れを探します。 カタクチイワシなどの生きた小魚をまき餌として投げ入れると同時にポンプを使って大量の水を散水して餌がたくさんいるように見せかけます。 そうすることで餌がたくさんあると勘違いしたカツオが興奮状態になります。 その興奮状態のカツオの群れの中へ擬餌針を投げ込むと、擬餌針を餌と間違えたカツオが食いついてきます。 巻き網漁などで一網打尽にするのとは違って1匹1匹釣るので、生態系への影響が少なく自然に優しい漁法と言われています。
【カツオの釣り方】
一本釣りで使う擬餌針は「かぶら」と言う「かえし」の無い釣針です。「かえし」が無いので、釣針から魚が外れやすくなっています。 食いついたカツオはそのまま抜き上げ竿を立てて背後に投げるとカツオが釣針から外れます。 カツオが釣針から外れたら再び海に釣針を投げ込みます。 カツオが釣れる間はずっとそれの繰り返しです。 釣り上げると同時に、魚を頭上に跳ね上げるようにして釣針から魚をはずすことから「跳ね釣り」とも呼ばれます。 カツオは大きくなると10kg以上の重さがあるのでかなりの重労働です。 群れの大きさによって釣れ続ける時間は変わりますが、長い時は1時間くらい釣れ続けることもあります。 カツオをたくさん釣る上手な人は「へのり」と呼ばれ、船の舳先(へさき)で竿を振ります。
【水揚げと餌の買い付け】
水揚げとは『船の荷物を陸に移すこと』や『漁業の収穫や漁獲高』のことです。 小型の船は前夜のうちから港を出て夜が明けると漁をはじめ、夕方には港に帰ってその日釣れたカツオを市場に水揚げします。 多いときは5トン以上のカツオを、乗組員が順に並んで1匹1匹手渡しリレーです。 カツオに傷がつかないように気をつけながら船から降ろします。 水揚げが終わると、まき餌(生きたカタクチイワシなどの小魚)を買い付け、船に積み込んで次の日の漁に備えます。 カツオ釣るには元気な生きたまき餌が必要です。 買い付けた餌の小魚は船の中にあるイケスで生かしたまま漁場に運びます。 今は船の設備が良くなりましたが、昔は餌を生かしておくことが難しく大変な苦労をしたそうです。
【近くの漁場と遠くの漁場】
伝統的な漁法の一本釣りですが、沿岸一本釣り・近海一本釣り・遠洋一本釣りなど、釣り方は同じだけれども船の大きさや装備によって漁場(操業する海域)が変わります。 冷凍設備のある大型の船は遠くの漁場にまで出掛けて行きます。 釣れたカツオはすぐに冷凍されて冷凍庫で保管し、冷凍庫が一杯になると港に戻り水揚げします。 小型の船でもカツオの群れを追って離れた漁場まで出ていくこともありますが、冷凍設備がなければその日のうちに港に帰ることができる範囲になります。
【カツオ漁を続けるために】
近年、延縄や巻き網漁などカツオが沿岸に近づく前に一網打尽にすることによってカツオ一本釣りの漁獲量は激減していると言われています。 カツオに限らず魚を取りすぎないことはとても大事ですが、その他にも重要なことがあります。 その1つに海から遠く離れた森を守るということがあります。 森は落ち葉や枯れ木におおわれています。その落ち葉や枯れ木は虫や微生物によって分解され養分をたくさん含んだ「腐葉土」と呼ばれる土になります。 雨はこの腐葉土にしみこみ、長い時間をかけてやがては川となります。その時腐葉土に含まれているリンやちチッソなどの養分が一緒に溶け出します。 この養分を含んだ森の水が川となり海に向かって流れ、森から海に運ばれた養分が海中のプランクトンを育て、それが貝や魚のエサとなります。 豊かな海は、遠く離れたところにある豊かな森の作用によって育まれているのです。
サビキのカネマン

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