おとーさんのアカメ釣り(1)

2018年、今年もアカメ釣りのシーズンとなりました。

「今年こそアカメを釣りた〜い!」と思われている皆さん!
先ずはこちらを(アカメに関する高知県の広報チラシ)→【高知県代表アカメ




これからアカメを釣りたいと思われている方やすでにアカメ釣りを楽しんでいる方々のほとんどはルアーを使った釣法がメインだと思います。

ルアーで狙うアカメについては多くの方が情報発信をされていますね。

が、

アカメは絶対ルアーで釣りたいと考えている皆さんにも「エサ釣りか〜」とスルーしないで読んでいただけると嬉しいです。

釣法に違いがあっても共通していることはたくさんあります。
何かしら参考になることもあろうかと思いますので是非。






アカメを初めて釣った喜びの瞬間

「実はここから先が大変なんだ」




では、アカメ釣り、特にエサ釣りを楽しむための《おとーさんのアカメ釣り》を数回に分けて掲載していきたいと思います。
(高知のアカメ釣りを未来へ残そうというフェイスブックグループへ投稿した記事の再編になります)



アカメのエサ(泳がせ)釣りについての問い合わせが多いので、私なりの考えを述べてみたいと思います。

アカメ釣りの最大の魅力は、ショアから40キロに迫る大きな魚が釣り上げられる事です。
経験の無い方が始める際には少しでも知識があった方が良いかと思います。参考になれば幸いです。

アカメの事やアカメ釣りの現状、釣り場環境ついては自分なりに多少は勉強もしたつもりですが、間違いがあればご指導下さい。




アカメ(赤目)について----------
Japanese lates (Lates japonicus)


世界的に見ても、日本の限られたごく一部の水域に生息。
環境省レッドリストでは絶滅危惧IB類(EN)に指定
最大で150cm以上50kg以上
2017年現在、全長138cmの記録があります。
またJGFAの日本記録(世界記録)は重量39kgとなっています。

現在、高知県では1人の釣り人が起こした行動により沢山の方々が協力して、アカメは普通種として扱われるようになり堂々と釣る事が出来ます。
アカメ釣りを封印していた人の話
(2017年に高知県版レッドリストを改訂。アカメは「絶滅危惧種」から除外され「注目種」へ)

絶滅危惧種ではなくなったとはいえ、生息域が限定された稀少な種であることに変わりはありません。

リリースを前提にしたゲームフィッシングとして狙うのであれば粗雑に扱う事は控えたいと考えます。




釣り場に立つ前に----------

後世にアカメ釣りを残したいと願う釣り人は非常に多く、扱い方についてはそれぞれ意見が有るかと存じますが、此処では過去の私の経験や身の周りの再捕獲データをもとに必要最小限のことについて話したいと思います。

アカメのゲームフィッシングを始めるには、それなりの準備と勉強をする必要があり、慣れない方は熟練者の同行やガイド船を利用する事も良い方法だと思います。

キャッチ&リリースを前提としているので釣り上げたのちに蘇生などの処置ができる釣り場を選びます。

自分の技量に合った釣り場選びを心掛け、釣った後の対応が難しい場所では釣りはしません。
足場が高く取り込みが困難な場所や、船舶の間などは避けるべきです。

また住宅の近くなど周囲に迷惑がかかりそうな場所も避けます。
迷惑駐車、ゴミ放置、騒音被害などすでに種々の問題が起きています。

その他の注意点として、浦戸湾内の漁港(漁船の係留している港湾施設)は基本的に関係車両以外の車両の乗入れが禁止されています。
中には釣り禁止の港や区域もありますので、情報は常に集めます。

また、アカメをルアーで狙っている方とトラブルにならない様に配慮し、浅場やルアー釣りの多い場所でのエサ釣りはしないようにしています。

エサ釣りはルアーでは狙い難いと思われる深場を狙う事が出来ます。




アカメが釣れたら----------

アカメは非常に力のある魚ですので、油断していると人間にも危険が伴います。

80cmでも10kg近くありますので、単純にヒラスズキの2倍はゆうにあります。 私は全長150cm 重量50kgまでは想定内で準備しています。

アカメを釣るための準備は入念にしている方が多いのですが、実はもっと重要なことがあります。
アカメが釣れてから後の対応をどのようにするかです。

計測や写真が不要な場合は水中で針を外して、アカメが泳げる事を確認した上でそのままリリースします。

私の場合はタグ&リリースが前提なので、どうしても一度は陸にあげることになります。

そうでなくても初めて釣った記念すべきアカメであったり、自分の予想していたものより大型だったりすれば、陸にあげて計測したり写真撮影をしたくなるものです。




取込のために必要な用品----------

※ランディングネット(網)
市販品のランディングネットは80cm以下の小型のアカメなら有効ですが100cm以上のアカメの場合はネットが簡単に破損します。
1週間で4回もネットを新調した事があります。

※ 大型のギャフ (柄の長さ1m以上)

※フィッシュグリップ
(ボガ社製60lbタイプ それ以外では危ない上、強度的にも信頼性が頼りなく思います)

※ストリンガー
ワイヤータイプのワイヤー径1.5mm以上の物でワイヤーの予備も準備しています。
クリップタイプは使いません。

ギャフを通した穴にストリンガーを通しますので、フィッシュグリップのみで取り込む場合、ストリンガーの種類によっては小型のギャフが必要な場合があります。

※その他ケア用品
レジャーマット又はビニールシート(100cm×200cm)
水汲み用バケツ
あれば重宝する雪遊び用のプラスチック製ソリで120cm以上の物




取込方法----------

取り込みは釣り人を含め2名以上で行っています。

ギャフを使用する場合下顎以外の場所はアカメに致命的なダメージを与える恐れがあるのでその他の部位へはギャフ入れしません

ギャフを通した直後は暴れて危険ですので、注意と力が必要です。

念には念を入れ更にフィッシュグリップも使って下顎をしっかりおさえます。

フィッシュグリップがきちんと出来ればギャフを外し、その穴を使ってストリンガーの装着です。
(ストリンガーの装着は通常は水中で行います)





ストリンガーを通す為に下顎に穴を開けるわけですが、ギャフの穴程度ならば綺麗に治りますので心配ありません。

エラにストリンガーを通すとエラを傷つけ、死なせてしまう確率がかなり高いので、エラ通しのストリンガーはしません。


(次は陸上での計測と写真撮影の際に気をつけたいことや、リリースと蘇生などについて)


おとーさんがアカメを狙い始めた当時のブログ記事【アカメ釣りはじめの一歩】も合わせて読んでいただければ幸いです。


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