アカマンボウじゃなくてトリクチス幼生


全長2cmほど

カツオの胃袋から出てきた小さい魚ですが、ぱっと見た第一印象で「これはきっとアカマンボウの赤ちゃんや〜!」とEくん。

アカマンボウなら胸ビレがが横向きになっているのは変だと思ったEくんは、ご丁寧にも「無理矢理に胸ビレを上向きに修正してみた」とあとで話していましたが写真で見る限り元に戻っていますね。(笑)

アカマンボウの特徴を良く覚えているなあと感心したのですが、やはりアカマンボウではありませんでした。(^_^;)






写真の撮り方で微妙に雰囲気が変わります

その後いろいろ確認しているうちに、アカマンボウではないけれど、同じアカマンボウ目のヒメクサアジではないかという結論に達したEくん。



どこまでもアカマンボウにこだわっています。




ところが、

稚魚に詳しい方からアカマンボウともヒメクサアジとも違うのではないかという指摘がありました。




そうなのか〜!?

Eくんが見た図鑑に載っている写真はヒメクサアジの成魚、ならば幼魚を探し出して確認をすれば良いと考えとウェブ検索。

ところが、ヒメクサアジはレアな種なのか成魚の写真しか出てきません。

ようやく一例だけ見つけましたが、たった一例だけではそれが正しい情報かどうかも怪しいわけです。

たった一例のヒメクサアジの幼魚は体付きが細長く、今回カツオの胃袋から出てきたものとは一目見て違うことがわかりました。




その後、

写真の魚の頭部にあるヨロイのような骨(?)はアカマンボウやヒメクサアジにはなく、さらに各ヒレの赤さからヒメクサアジでもないらしいことを教えていただき、これはもう残念ながらハズレやね。



頭部のヨロイ・・・魚小さ過ぎと知識不足でそこまで詳しく見えてなかったEくんと私です。(^_^;)

ヒレの色・・幼魚と成魚では色が変わることも時にはあり、ヒレの色はあまり気にしていませんでした。

相変わらずダメダメです。

というより、専門的な勉強をしているわけでもなく知識は全くないのでハズレて当たり前か。(^_^;)




以上のような経過で、アカマンボウともヒメクサアジとも違うことが確定です。

魚は、いつの間にか尾ビレがちぎれ、体は乾燥し始め、干物のようになっています。






トリクチス幼生!?

なんだそれは!?

頭の周辺の骨が板状に発達し、まるで、鎧兜を着けたような稚魚の事を「トリクチス幼生」と呼ぶのだそうです。






いやいや、これはもう聞き流したりは出来ませんから。

まあ、いずれ忘れてしまう可能性は大ですが。(^_^;)

いろいろ勉強になりました。

ありがとうございました




という事で、今回カツオの胃袋から出てきた魚はアカマンボウの稚魚ではなくて、トリクチス幼生と呼ばれる時期のチョウチョウウオの仲間ではないかという結果に至りました。




今回はEくんの夏休みの自由研究のテーマが《カツオ》ということで、3匹のカツオの胃袋の内容物を取り出した際に珍しい魚を発見したEくんが興味を持ったことが始まりです。

カツオはカタクチイワシが大好物と聞いていたのですが、イカが大量に出てきて驚きました。


3匹のカツオの胃袋の中身

魚の胃袋を開くのはあまり気持ちの良いことではありませんが、おかげでまた新しい魚種に出会えました。

今度は生きている状態のトリクチス幼生を見てみたいものです。


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