あれから1年経ちました

2017年4月18日に突然カツオ釣りの船に乗ることになったおとーさんが、数日後の22日(土)にヒラソウダ2本とカツオ1本をお土産に持って帰ってきたことを覚えていますか?

まあそんなことは誰も覚えてないでしょうね。家族ですら忘れています。(笑)

一本釣りの研修!?】 【 ただいま修業中

あれから1年経ちました。





4月某日の水揚げ

ここのところカツオが豊漁で安値で推移しているらしいですが、釣れて何より。




この時期、沖ではスマ(ヒラソウダ)も釣れるんですね。

2018年4月21日(土)のお土産はヒラソウダ1本とカツオ2本でした。








ヒラソウダ(全長:52cm)

なかなか脂のりの良い美味しいヒラソウダでした。(^^)v




カツオの一本釣り、仕事がどの程度きついのかは全くわかりません。
なんだかんだ言ってもまだ若いですからね。(笑)

拘束時間は半端なく長いですね。

休みも不規則、夕方帰ってきてその日の夜には出るなんてことはザラ。

明後日昼までは休みと聞いていても、翌日突然召集がかかったりで、家族の予定はメチャクチャになります。

それでもおとーさんは愚痴も言わず仕事に向かいます。

自然相手の仕事とはそんなものです。人間の都合の良いようにはならなくて当たり前ですね。
(おとーさん自身はかなり楽しくお仕事をさせていただいています)




最近はおとーさんがいない事に慣れてきたEくんとRくんですが、「おとーさんいつ帰るが?」と時には尋ねてきます。

今は便利な世の中で、おとーさんが電波が入るところにいれば顔も見られるし話も出来るのでたいていのことはなんとかなります。




そして、おとーさんが家にいなくても、子供というのはちゃんと見ています。

Eくんが4年生時に書いた作文です。

『ぼくは将来漁師になりたいです。理由は3つあります。
1つ目は、お父さんが漁師で楽しそうだからです。
2つ目は、ぼくは魚が好きで・・・。
3つ目は、今たくさんの魚の名前や特徴を・・・。
やってみたい仕事はいろいろあるけど、漁師を一番やってみたいです。』

こども高知新聞「読もっか」の記者だよりに採用されていて家族一同ビックリでした。




おとーさんが仕事を楽しそうにしていることがちゃんと理解できています。

将来はおとーさんのような漁師を目指すそうです。

おとーさん、Eくんが漁師になるまで頑張って楽しく漁師を続けて下さいね〜。(^^)/






10kgのカツオ

おとーさん、これもごぼう抜き?

10kgもあると大変そうな気もしますが、一本釣りはおとーさんの好きなごぼう抜きスタイルです。(笑)


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おとーさんのアカメ釣り(4)

まずはおとーさんがアカメを釣りはじめた当時の竿とリールを紹介します。
これはアカメ専用ということではなく、それまで使っていたものの流用です。

ロッド:がまかつ がま磯 パワースペシャル フカセ5号

リール:シマノ ツインパワー8000PG(旧モデル)

1年め2年めはこれで、125cm29kgを頭に大型のアカメを楽々あげています。

楽々というのは私の感想で・・・傍で見ていると実に簡単そうに取り込んでいるように見えるのです。

が、

実はそうでもないらしく「かなり力もいるし要領もいるき!」とおとーさん。(^_^;)





アカメ釣り3年め、おとーさんは新しくパワーのあるタックルを導入します。

2016/06/15に釣ったアカメは122cm32.20kg。

この時のリールはシマノツインパワー8000PGのままですが、竿が新しくなりました。

《MOON ルビーアイマスタースペシャル1363》

これはご縁があってお付き合いさせていただいている釣竿工房月さんの竿で、おとーさんの体力や体型あるいは釣り方など種々のデータに基に、おとーさん専用&アカメ専用に設計されたこの世に1本しかない竿と聞いています。

釣竿工房月さんと出会わなければ実現しなかった仕立て竿です。

おとーさんにとっては夢のような竿ですね。





やがてリールもスピニングから両軸リールを使用するようになります。




さて、

ここからはおとーさんのアカメ釣り(4)になります。


アカメを釣るためのリールと竿、ドラグ設定など成人男性を想定した内容です。




リール----------

50lbのメインラインを150m〜200m程度巻けるリールを選びます。

50lbクラスのライン性能をフルに活かす為には国内メーカーのドラグ負荷16kg以上の大型スピニングリールの中級〜上級モデル、もしくは中型以上のコンベンショナルリール(両軸)が良いと思います。

私は使い勝手の良いコンベンショナルリール(両軸)をメインに使ってます。

少し重たいですが、強度、ラインキャパ、ドラグ性能、パワー、全く問題無いですし、何と言ってもドラグ設定のし易さが1番の魅力で仲間には勧めています。




ドラグとは、設定した以上の力がリールにかかった場合にラインを出す為に付いている機能です。

リールのスペック表にドラグ力と書かれた項目がありますが、実用的に使える負荷は数値の半分くらいが目安です。

某メーカーの10万越えの高級リールは別物ですが。

海外メーカーのモデルなら丈夫でリーズナブルなリールもあります。




竿の話----------

既製品にアカメ専用の泳がせ竿はありませんので基本的に流用になります。

竿は同じ硬さ(強さ)なら短いほど力が入りやすく取り回しも良いのでファイトしやすいです。

スピニングリールの場合は、10ft(3m)前後までの粘りのある、最大10kg程度の負荷に対応したルアー用の竿が手頃で使いやすいと思います。

ショアジギング用のハードなガチガチの竿は上級者向きで使いこなすのは難しいです。

コンベンショナルリール(両軸)の場合は船釣りの青物用などが使いやすいと思います。

その他にも長めの竿でも大丈夫な方は、磯釣りで使う遠投用の5号以上の竿やGTやタマンのエサ釣り用の竿、石鯛用の竿などがアカメ釣りに使えます。

九絵竿は強すぎて使いにくいです。

また、どうしても気に入ったものが見つからない場合にはアカメ専用に特注の竿を仕立ててもらうのも良いかと思います。

私は、長竿が好みで約14ftの16kg負荷対応と8kg負荷対応の2本を使っています。






ドラグ設定----------

ここで最初に言っていましたドラグ設定の話をしたいと思います。 ドラグ設定は実際に竿とリールをセットして全てのガイドにラインを通した状態でバネ秤を使って、竿のフロントグリップからエンド部分を地面に対して45°前後の角度で行います。

1人では困難な作業です。

45°前後が竿の元の方に負荷が掛かり保持しやすい角度になりますが、竿の特長によって変わってきますので注意が必要な部分です。

また、周囲の安全を確認して不意のラインブレイクや竿の破損に十分気を付けて行います。

ここまで話したメインライン、リール、竿のバランスの良いドラグ設定最大値は8kg程度になります。

8kgと聞くとたいした事なさそうに思いますが、ドラグ設定8kgと言うのはそこそこ力が必要で長時間キープするのは辛いかもしれません。

30kgまでのアカメならばドラグ設定6kg程度で主導権を握ったままファイト出来ます。

魚の種類や状態でバラツキはありますが、対象魚の重さに対して1/3〜1/5程度の負荷で効率良く取り込めています。

ポイントになるのは釣り人と道具の安全マージンです。

人も道具もある程度の余裕があった方が魚に対して断然有利ですし、何より安全です。

最初は最大5〜6kg負荷の設定をオススメします。

ココでドラグ負荷のイメージに便利で単純な計算をしてみます。
仮に長さ2000mmの棒の先に5kgのオモリを付け、先端から1500mmのところを支点とした場合、反対側には15kgの負荷がかかる計算になります。

この15kgにオモリ分の5kgを足した20kgが棒を持って支える為に必要な力量です。(先端にオモリ8kgの場合は32kgです)

竿とリールの自重もあれば竿はしなるので、こんな計算では全く答えにならないのですが、難しい計算の苦手な私はこれを元にドラグ負荷の設定をしています。

50lb(24kg)ライン、ドラグ設定8kg、たくさんの安全マージンを取って最大50kgのアカメを狙う私なりの理論です。ただのテコの原理です。

この計算がメインラインから竿、リールを選ぶ時の根拠になり、私のゲームフィッシングを楽しむ上での重要なポイントのひとつです。

50lbのメインラインの限界値の半分の25lb(12kg)の負荷を想像してみて下さい。

私の出来損ないの計算方法では48kgも手元に負荷が掛かってしまいます。 これでは竿、リール、人間の限界が先に訪れます。

危険な場合は無理せず、魚からリールまでを一直線にしてタオルなどでリールのスプールを押さえ、ラインブレイクさせましょう。

せっかくの楽しみで事故がおきては本末顛倒です。

50lbラインはそこそこ簡単にラインブレイク出来る限界でもあるので、これ以上のサイズはオススメしません。

釣針は、魚自ら高い確率で外します。またとある大学の研究では、いずれ錆びて排出されるという結果も出ているようです。


ドラグの設定中


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おとーさんのアカメ釣り(3)

【おとーさんのアカメ釣り(1)】ではアカメ釣りを始める前に知っておいていただきたいことなどをメインに、【おとーさんのアカメ釣り(2)】では釣ったあとのアカメをどう扱っているのかなどについて触れてきました。

いろいろなことをもっともらしく書いてきたわけですが、そんなおとーさんも最初は何もわからず手探りで始めたアカメ釣りです。

釣りたい気持ちが強くなればなるほど、釣りのテクニックだけでは釣れないことに気が付きます。
そして、アカメの生態などを調べるうちに徐々に大事な事を知るようになります。




大型のアカメを釣ることにも徐々に自信が持てるようになってきていた2016年の6月、のちに世界記録に認定されたアカメのランディングを手伝う機会がありました。

アカメをストリンガーにつないだあと、一旦仕事に出掛けたおとーさんでしたが、実はアカメのことで頭がいっぱいでした。

〈アカメにできるだけダメージを与えずに陸にあげる方法は?〉

これまでも大型のアカメは釣っていましたがあの重量は半端じゃないなと感じていたようです。

〈全長を測るのは良いが、重量はどうやって?〉

記録申請をするためには定められたルールに則って種々の作業を進めなければなりません。

結局応急的な担架を作って陸揚げし、計測と写真撮影をしました 。

のちに記録が公式に認められた時には本当にホッとしたことです。

この時の経験が今に活かされていると私は常々思っています。


即席担架と131cm39kgのアカメ




前置きが長くなりました。

今日はようやくエサ(泳がせ)釣りの準備に取り掛かります。




はじめに----------

時折、無謀な道具でアカメを狙って泳がせ釣りをしている方も見掛けますが、アカメという魚は最大で150cm50kg以上にもなります。
軽い気持ちで釣り上げられるサイズの魚ではありません。その最大サイズが突如くる事も十分にあり得ます。


アカメのウロコ

釣り人ならば数少ないチャンスで奇跡的に食わせた大物をバラすことは最もショックな事ではないでしょうか。
バランスの取れた道具、しっかりした準備が必要になってきます。

ゼロから本格的にアカメを泳がせで狙う場合、ある程度の初期投資と勉強が必要になる事をご理解下さい。




釣針の話----------

エサ釣りの場合、針選びを失敗するとアカメの命に関わることがあります。

通常の釣りで使う釣針は、その形状から何処にでも掛かってしまい、食道やエラなど致命的な部位に掛かる恐れが非常に高くなりますのでアカメ釣りでは使っていません。

ネムリと呼ばれる針先が内側を向いた釣針がありますが、これは元々歯の鋭い魚を釣る為に出来た釣針で、飲み込まれてもかなり高い確率で口元を捉える事が出来ます。
非常に良く出来た針だと思っています。







一番下の写真はフッキングが甘く不完全な状態ですが口元を捉えています。

針は各メーカーから出ています。
ネムリ針・ムツ針・ウルワ針(ウルア)、最近はマグロ用の針でもネムリ系になっている物もありますのでウェブ検索または釣り具店でご覧になって下さい。

使うエサにもよりますが、オススメのサイズは25〜35号です。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、高知県には世界最古の釣針メーカーが現存しています。

私はこのメーカーのウルワ針の35号40号を使っています。手打の針で、一本一本に個性があって気に入っています。


現在使っているウルワ針の形状




ハリスのこと----------

ハリスはエサの大きさで決めています。

アカメの口はヤスリ状になっていますのであまり細いと切られてしまいます。

私は100lbから180lbを状況で使い分けていますが1番出番が多いのは150lb(約50号)です。ハリスが太いから食いが悪いと言う事はないです。

時々、ワイヤーを使っているのを見かけますがアカメに対してワイヤーハリスは必要ないと考えています。

ナイロン150lbハリスを使い回して20kgを超えるアカメを何匹か釣りましたが、問題無く釣ることが出来ているので周りの仲間にもオススメしています。


一回の使用でハリスはこうなります




メインラインについて----------

対象の魚が最大で150cm50kgと想定していますので、それに見合った強度のメインライン(道糸)50lb(約24kg)を使う事になります。

※50kgの魚に対して強度24kgのラインで大丈夫なのかと疑問に思う方もいるかもしれませんが、それについては後ほど説明したいと思います。

ハリスの話でも出ましたがlb(ポンド)と言うラインの強度の単位で話を進めます。号数はメーカーや素材により強度に差異があるので号数での言い回しはあまり使いません。

さて、ラインの強度ですが、50lb(24kg)クラスのラインの場合、安全に不安なく使えるのは1/3(8kg)〜1/4(6kg)負荷程度です。

表示に50lb(24kg)と書いているから、そこまで大丈夫と思うかもしれませんが、これは新品で結び目のない状態でテストした結果の数字によることが多いです。

紫外線や湿気、ガイドによるスレ、ねじれ、結束する事などによって強度は数値以下になります。

また、ナイロン、フロロ、PEなど種々の素材があり、それぞれに特長があるので、用途に合わせて使っていますが、メインラインに使用しいるのはナイロンラインが主になります。

結束部の強度が1番安定している様に思いますし、瞬間的な負荷に強くリーズナブルです。

魚が釣れなくても釣行の度に傷みやすい先端の5m〜10mほどをカットし可能な限り強度の維持を心がけることも必要です。
参考までに、ナイロン50lbはメーカーやシリーズにもよりますが、12号〜14号と同等と思われます。






結束----------

ライン同士の結束はヨリモドシ(スナップスイベル)を使います。

メインラインは60cmほどダブルラインにしてヨリモドシを付けています。
ダブルラインを使う理由は結束強度の低下を防ぐ為です。

直結しても良いのですが、エサ釣りの場合はエサの魚が泳いでいるうちにどんどん糸がヨレて強度が低下する恐れがあります。
ヨリモドシは強度の高いベアリング入りを、メインラインの強度の約2〜3倍の強度を持ったものが良いと思います。






針結び----------

針は基本的に鐶付なので、鐶へ通すハリスの方向を間違えないよう気をつけて内側から外側に通し、本結びと呼ばれる方法でくくっています。

糸端は8の字結びで輪を作りヨリモドシにハリスをつけています。
(本結び、8の字結びともに簡単で強度が安定しています)

ハリスの長さは1尋(150cm)、状況によって長くしたり短くしたりしています。
仕掛けはシンプルで結目の少ない方が良いです。




次回はリールや竿、一般成人男性を想定したドラグ設定などの話になります。




世界記録認定となったアカメの検量からリリースまでの様子【プロ集団がやってきた!】もどうぞ。


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おとーさんのアカメ釣り(2)

これからアカメを釣りたいと思われている方はいろいろと情報収集をしていることと思います。
インターネットを介せば『どうやってアカメを釣るか』については膨大な情報が得られる便利な時代です。

アカメ、釣りたいですよね〜。

ウチのおとーさんもその1人です。

今は仕事でカツオばかり釣っていますが、時間に余裕が出来たら記録更新を狙いに行くと思います。




さて、これからアカメを釣ろうと計画を立てているみなさんにお願いがあります。

どこで釣ろうかとポイントを探す時には、釣り場に立って周囲を見渡し、まず最初に「もしここで釣れたらそのあとどうするか?」ということを考えて欲しいと思います。

そこは容易に取り込みが出来る場所ですか?

単独釣行だとランディングツールが手の届くところに揃っていることは必須です。
夜間に単独で周囲にヘルプを頼める釣り人がいない状況なら、当然全てを1人で処理しなければなりません。

その場で即リリースするのであれば、浅場ではウェーディングで対応できますが、足場が高い場所や足下から急に深くなっている場所だとリリースするだけでも危険を伴います。

また、グループで行動していると釣れた嬉しさのあまり大騒ぎになることがあります。 夜間など周辺への迷惑を忘れてつい大声ではしゃいでしまったりすることも考えられますよね。
近くに住宅はありませんか?

初めてのアカメ釣りは想定外の連続と言っても言い過ぎではないと思います。

自分の身の安全の確保と、周辺の住民の皆さんへの配慮をどうか忘れないで下さい。




さて、

ここからは【おとーさんのアカメ釣り(1)】の続きです。




先ずは体も気持ちも落ち着かせる----------

ストリンガーを付けてしまえば、慌てる事も無いので、アカメが水中で泳ぐ事を確認した上で休ませます。
そして自分の興奮も少し落ち着かせます。



一息ついたら計測や撮影の準備をします。

アカメのT&R(標識放流)に協力して頂ける場合や取扱いに不安がある時は、『アカメと自然を豊かにする会』等へ連絡して頂ければスタッフが現場へ駆けつけてくれます。

お金はかかりませんがボランティアですので、此方の都合に合わせてもらうこともあります。

T&Rされる場合はストリンガーにつないだ状態でスタッフが到着するまで待っていただき、その後指示に従って作業の手伝いをお願いします。




アカメを陸上にあげる準備----------

陸上で計測と撮影(1m以上のアカメを持っての撮影は控えています)をする時は、マット又はブルーシートなどを敷き、メジャーやカメラを準備します。

夜間の場合には明るさが足りないと写真がキレイに撮れません。

アカメを陸に上げてからメジャーを探したり照明を準備したりでバタバタすれば無駄な時間が長くなりアカメに負担がかかります。

必要なものは全て揃えてから作業にかかります。





計測と写真撮影----------

マットに充分水を掛け、メジャーを置きます。

バケツには予備の水をたっぷり準備します。

1m以上のアカメは2人以上で、ネット又はプラソリ等を使い、岸壁や地面に当たらないように注意しながらマットの上まで運びます。

頭から尻尾に向かってゆっくりネットを引き抜けばウロコが剥がれることを防げます。
プラソリの場合は頭から下ろします。

ストリンガーは外しても外さなくても良いのですが、リリースの際には再びストリンガーを装着します。

計測や撮影中はエラ付近を中心に絶えず水をかけています。



大型のアカメが暴れた時にはかなりの威力があり、怪我をすることもありますので充分注意をします。

陸上での計測や撮影は2分から長くても3分くらいで終わらせます。


タグ装着の作業中もずっとバケツで水を掛ける

作業が終われば再びストリンガーに繋ぎ、ネット又はプラソリに入れて速やかに優しく海に戻します。

その後蘇生や入水写真を撮影します。
アカメを抱えて一緒に写真を撮影したい場合は、水中で行うようにすればアカメへのダメージはかなり少なくなります。




蘇生----------

蘇生は色々と方法があるようですが、私なりに効果の高い方法を話します。

蘇生しようとする時に下顎を持って行うのはアカメが自発呼吸しようとする動きの妨げになるように思います。

観察すると分かりますが、魚は下顎を使ってエラを広げ呼吸をします。下顎はフリーにしておくことがポイントです。

手を添えるのは肛門より後方と上顎です。
その状態で魚の呼吸具合を確認します。
自発呼吸と自立が出来てヒレを動かしている場合はそのままリリースして大丈夫です。



添えている手の力を抜くと魚が横向きになる場合は、要蘇生です。

手はそのままで、他の人に口に向かって水を送り込んでもらいます。
その状態でしばらく水を送り込んでは、状態の確認を繰り返し、魚が自発呼吸と自立をするまで続けます。

魚が自発呼吸と自立をしてヒレを動かし始めた時を合図としています。

ストリンガーをはずし、ゆっくりと頭を沖に向けてリリースします。

魚を水から上げてきちんと水をかけていれば、3分程度ならほぼ蘇生無しで元気に泳いでくれることが多いです。

どうしても蘇生出来なかった時には自然の恵みとして食べた事もあります。
他にはアカメと自然を豊かにする会や大学などの研究用サンプルとして提供したこともあります。




何から話そうかと悩みましたが、釣るまでの過程よりも釣ってからあとの方が非常に重要と思い、この様な話になりました。取り込みだけでかなり長文となりましたが最後までお付き合い頂きありがとうございました。


次はアカメのエサ釣り(泳がせ)の釣り道具について話したいと思います。
良き釣り、良き出会い、良き想い出をお祈りします。




文中のT&Rとはタグアンドリリース(標識放流)のこと。

「釣りをする人ならたいてい知っちゅう」とおとーさんは言いますが、【タグ&リリースって何?】もどうぞ読んでね。


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おとーさんのアカメ釣り(1)

2018年、今年もアカメ釣りのシーズンとなりました。

「今年こそアカメを釣りた〜い!」と思われている皆さん!
先ずはこちらを(アカメに関する高知県の広報チラシ)→【高知県代表アカメ




これからアカメを釣りたいと思われている方やすでにアカメ釣りを楽しんでいる方々のほとんどはルアーを使った釣法がメインだと思います。

ルアーで狙うアカメについては多くの方が情報発信をされていますね。

が、

アカメは絶対ルアーで釣りたいと考えている皆さんにも「エサ釣りか〜」とスルーしないで読んでいただけると嬉しいです。

釣法に違いがあっても共通していることはたくさんあります。
何かしら参考になることもあろうかと思いますので是非。






アカメを初めて釣った喜びの瞬間

「実はここから先が大変なんだ」




では、アカメ釣り、特にエサ釣りを楽しむための《おとーさんのアカメ釣り》を数回に分けて掲載していきたいと思います。
(高知のアカメ釣りを未来へ残そうというフェイスブックグループへ投稿した記事の再編になります)



アカメのエサ(泳がせ)釣りについての問い合わせが多いので、私なりの考えを述べてみたいと思います。

アカメ釣りの最大の魅力は、ショアから40キロに迫る大きな魚が釣り上げられる事です。
経験の無い方が始める際には少しでも知識があった方が良いかと思います。参考になれば幸いです。

アカメの事やアカメ釣りの現状、釣り場環境ついては自分なりに多少は勉強もしたつもりですが、間違いがあればご指導下さい。




アカメ(赤目)について----------
Japanese lates (Lates japonicus)


世界的に見ても、日本の限られたごく一部の水域に生息。
環境省レッドリストでは絶滅危惧IB類(EN)に指定
最大で150cm以上50kg以上
2017年現在、全長138cmの記録があります。
またJGFAの日本記録(世界記録)は重量39kgとなっています。

現在、高知県では1人の釣り人が起こした行動により沢山の方々が協力して、アカメは普通種として扱われるようになり堂々と釣る事が出来ます。
アカメ釣りを封印していた人の話
(2017年に高知県版レッドリストを改訂。アカメは「絶滅危惧種」から除外され「注目種」へ)

絶滅危惧種ではなくなったとはいえ、生息域が限定された稀少な種であることに変わりはありません。

リリースを前提にしたゲームフィッシングとして狙うのであれば粗雑に扱う事は控えたいと考えます。




釣り場に立つ前に----------

後世にアカメ釣りを残したいと願う釣り人は非常に多く、扱い方についてはそれぞれ意見が有るかと存じますが、此処では過去の私の経験や身の周りの再捕獲データをもとに必要最小限のことについて話したいと思います。

アカメのゲームフィッシングを始めるには、それなりの準備と勉強をする必要があり、慣れない方は熟練者の同行やガイド船を利用する事も良い方法だと思います。

キャッチ&リリースを前提としているので釣り上げたのちに蘇生などの処置ができる釣り場を選びます。

自分の技量に合った釣り場選びを心掛け、釣った後の対応が難しい場所では釣りはしません。
足場が高く取り込みが困難な場所や、船舶の間などは避けるべきです。

また住宅の近くなど周囲に迷惑がかかりそうな場所も避けます。
迷惑駐車、ゴミ放置、騒音被害などすでに種々の問題が起きています。

その他の注意点として、浦戸湾内の漁港(漁船の係留している港湾施設)は基本的に関係車両以外の車両の乗入れが禁止されています。
中には釣り禁止の港や区域もありますので、情報は常に集めます。

また、アカメをルアーで狙っている方とトラブルにならない様に配慮し、浅場やルアー釣りの多い場所でのエサ釣りはしないようにしています。

エサ釣りはルアーでは狙い難いと思われる深場を狙う事が出来ます。




アカメが釣れたら----------

アカメは非常に力のある魚ですので、油断していると人間にも危険が伴います。

80cmでも10kg近くありますので、単純にヒラスズキの2倍はゆうにあります。 私は全長150cm 重量50kgまでは想定内で準備しています。

アカメを釣るための準備は入念にしている方が多いのですが、実はもっと重要なことがあります。
アカメが釣れてから後の対応をどのようにするかです。

計測や写真が不要な場合は水中で針を外して、アカメが泳げる事を確認した上でそのままリリースします。

私の場合はタグ&リリースが前提なので、どうしても一度は陸にあげることになります。

そうでなくても初めて釣った記念すべきアカメであったり、自分の予想していたものより大型だったりすれば、陸にあげて計測したり写真撮影をしたくなるものです。




取込のために必要な用品----------

※ランディングネット(網)
市販品のランディングネットは80cm以下の小型のアカメなら有効ですが100cm以上のアカメの場合はネットが簡単に破損します。
1週間で4回もネットを新調した事があります。

※ 大型のギャフ (柄の長さ1m以上)

※フィッシュグリップ
(ボガ社製60lbタイプ それ以外では危ない上、強度的にも信頼性が頼りなく思います)

※ストリンガー
ワイヤータイプのワイヤー径1.5mm以上の物でワイヤーの予備も準備しています。
クリップタイプは使いません。

ギャフを通した穴にストリンガーを通しますので、フィッシュグリップのみで取り込む場合、ストリンガーの種類によっては小型のギャフが必要な場合があります。

※その他ケア用品
レジャーマット又はビニールシート(100cm×200cm)
水汲み用バケツ
あれば重宝する雪遊び用のプラスチック製ソリで120cm以上の物




取込方法----------

取り込みは釣り人を含め2名以上で行っています。

ギャフを使用する場合下顎以外の場所はアカメに致命的なダメージを与える恐れがあるのでその他の部位へはギャフ入れしません

ギャフを通した直後は暴れて危険ですので、注意と力が必要です。

念には念を入れ更にフィッシュグリップも使って下顎をしっかりおさえます。

フィッシュグリップがきちんと出来ればギャフを外し、その穴を使ってストリンガーの装着です。
(ストリンガーの装着は通常は水中で行います)





ストリンガーを通す為に下顎に穴を開けるわけですが、ギャフの穴程度ならば綺麗に治りますので心配ありません。

エラにストリンガーを通すとエラを傷つけ、死なせてしまう確率がかなり高いので、エラ通しのストリンガーはしません。


(次は陸上での計測と写真撮影の際に気をつけたいことや、リリースと蘇生などについて)


おとーさんがアカメを狙い始めた当時のブログ記事【アカメ釣りはじめの一歩】も合わせて読んでいただければ幸いです。


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アカカマス

「小割りに入っちょったカマスをもろうてきたで〜!」


30cm以上もある立派なカマス
カツオの餌を買い付けに行った先で頂戴してきたそうです。

カツオも良いけどカマスも嬉しいですね!




早速塩焼きにして頂きました。(^^)v

「おいっしい〜!」

Rくんはカマスの塩焼きを自分で骨を取りながら食べるのは初めてです。

Eくんはこんなに大きいカマスはまだ釣ったことがありません。





スズキ目カマス科カマス属アカカマス(全長35cm)




実は、1m近くあるブリも一緒にいただいたのですが、残念ながら虫がいっぱいでした。

虫は加熱すれば死滅するので問題なしですが、気温が上がって暖かくなってきてからのブリはお味が今ひとつ。(^_^;)

そうでなくても高知沖の天然ブリは元々脂っ気が少なくサッパリというかパサパサ気味です。(笑)

虫が入っていなかった部位でちょっと刺身。

物足りなさには油を足します。
薄めの切り身にして塩胡椒をしっかり効かせてフライにし、ソースやポン酢を添えると上等のおかずになりました。

不思議なことに冷めてからの方が美味しいブリフライでした。


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作品袋から

Eくん小4、Rくん小1の作品です。

全くもって絵を描くのが苦手な身としては羨ましい。

自分が小学生の時に満足できる絵なぞ1枚も描けなかった。(><)








作品袋に描かれた絵とその袋の中から1枚ピックアップ(E)








同じく(R)




Tシャツか何かにプリントして着せたいくらい。(^^)

上手とか下手とかではなくて、本人がその出来栄えに満足しているというのがいちばんですからね。




そうか!

Tシャツアート展があるじゃないか!!

あれは確か砂浜美術館

ふーむ・・・今年の応募は3月5日まで!?

間に合ってません。(^_^;)


どこかでTシャツプリント頼もうかな〜。




下は自宅で描いたエンピツ画






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壊れたカメラ

春休みにわんぱーく高知へ行こう〜!と張り切ってカメラを出してきたらこのありさま。






Eくんの記憶ではいちばん最後にカメラを持って外出したのが2月5日。

おとーさんと雪山にドライブに行った日だそうです。



確かにカメラのデータではその通りなんですが、帰ってきてからカメラを出して写真を見たかどうかも覚えてないらしい。




使い始めて3年、すぐに飽きてしまうオモチャみたいなものとは違ってずっと愛用してきました。






衝撃に強くて水濡れもOKでこれなら大丈夫!

とサンタさんは思っていたのでしょうが・・・(^_^;)

なんとも残念そうなEくんに言ってみました。

貯金引いて新しいの買う?

15000円くらいで買えると思うけど。

「う〜ん・・・誕生日に買ってもらおうかな」

そうか〜、それも良かろう。
ただ、誕生日は12月なので随分先になるねえ。




お手軽価格のコンパクトカメラゆえ、新しいものを買うのと変わらない程度の修理費がかかるんだろうなあと想像はできるものの、他には全く不具合がないわけで、諦めがつかないのは実は私!?(^_^;)

ウェブで修理見積もりをして貰えるサイトを見つけました。

本当に便利な世の中です。




問い合わせフォームから修理の見積もりをお願いしました。







10077円かぁ〜。

金額的には微妙なラインですが修理可というのは嬉しいですね。




これが思い出のあるものだったり愛着のあるものなら即修理をお願いするところです。

が、

サンタさんにもらってからすでに3年以上が過ぎ、現状だと同じメーカーの後発機種が13000円台で買えます。






10000円掛けて修理する?

3000円足して新しいものを買う?

さらにもうちょい足して上位機種、というのはまだ早いと思いますけどね。


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ハルウララ

春の陽気に誘われて久しぶりにわんぱーく高知へ。

高知市桟橋通のわんぱーく高知アニマルランドでは昨年12月に産まれたジャガーの赤ちゃんの一般公開が2月から始まっています。

公開時間が決まっていてジャガーの赤ちゃん『ハク』には会えませんでしたが、園内を散策しながらいろいろな動物達を見て回りました。



これなんやろ?


募金箱の存在に気がついた2人。











《ジャガー『ハル』が3月6日の夜に亡くなりました。いままで『ハル』をかわいがってくれてありがとう》というお知らせを見つけました。



 『ハル』は1995年に福岡の動物園で生まれ、2002年に高知へ。2011年に右下のあごに肉腫ができてガンが発覚。それから7年も生きた国内最高齢のジャガーだったそうです。



満開の桜



オリに入った気分はいかが?







生き物情報館

中に入ってみました。

えっ?


カタツムリが薬?

はっ!?


ナメクジも薬?

お試しって結構好きですけど、これを試す勇気はありませんね〜。(^_^;)








今回はEくんが熱心に説明文を読む姿が目につきますよ。


Eくんの読んだ説明を途中まで聞いて「あ、それ知っちゅう〜!」と早合点のRくん。

で、受け売りで速攻私に解説してくれるRくんですが、時折「それ違うで!」とEくんに突っ込まれてますね〜。

まあね、でもね、一回聞いたことを反復するのは良いことです。(笑)































実は、

家を出る直前にEくんのマイカメラの破損が発覚しました!(><)


ショック!

「今日はもう写真は撮らない」と言っていたのですがどうしても撮りたくなったのがアカショウビンあたりから。

で、私のスマホを貸し出しですね。(笑)



こちらはRくんがマイカメラで撮影




その後も園内をウロウロして最後に行き着いたところがココです。


競走馬?

これは高知工業の生徒さんが製作された作品のようです。

わんぱーく高知の隅の方にあって今まで全く気がつきませんでした。

高知の競馬界で一世を風靡した馬です。

その時代の人なら競馬ファンでなくとも皆が知っているという有名馬でしたね。


ハルウララ



ジャガーの赤ちゃん『ハク』にはまた日を改めて会いに行きたいと思います。
(2018/03/23)


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ビンナガ

3月30日おとーさんがトンボを持って帰って来ました。


83cmと81cm

トンボは通称名で標準和名はビンナガになります。

おそらく長い胸鰭がトンボの羽のように見えるところからそう言われるのでしょうね。

スーパーの鮮魚コーナーではビンチョウと表記されているのをよく見かけます。

高知海洋高校のツナ缶はこのビンナガが主な原料ですね。


右後方の黄色のラベルはキハダが主原料







これくらいなら「なんとかゴボウ抜き出来る型」やとおとーさんは言います。

で、EくんRくんも持ち上げてみました。




2人とも必死!(笑)

あ、目方を計るの忘れてました。(^_^;)




その夜、早速刺身で。



おとーさんは新人さんの歓迎会とかでお出かけでしたが、行った先の居酒屋さんで調理してもらったという刺身の写真が送られてきました。



部位が違う?盛り付け具合の優劣?

全く違う印象のトンボの刺身。(^_^;)


翌日Eくんが自分で握った握り寿司




持ち帰った日、「ビンナガは初登場になるろう?」と言ってみんなが手伝ってくれて写真撮影をしました。



背鰭も腹鰭も展開してくれてありがとう。m(._.)m

手がちょっと・・・・とクレームをつけましたが、 「そんなのはうまいこと加工しいや〜!」と却下されてしまった。(^_^;)

ハイ・・・。

とは言ったもののスマホで加工するのには限界があるんです。

加工アプリ使いこなせてないし。(><)





上下をギリギリまでトリミングしてみた

どうやっても手がちょっと・・・(^_^;)




いろいろいじって手には消えてもらいました。(笑)


スズキ目サバ科マグロ属ビンナガ(全長81cm)

釣れた場所は(船の速度が不明ですが)高知から片道8時間もかかるところだそうです。


北緯31°44′ 31″東経133°40′1秒付近

この位置を高知沖というにはいささか離れすぎている感じ、ツイッターでつぶやく。

すぐにヒントをくれるフォロワーさんに感謝です。







やはり高知沖で良いようですね。

『おらんくの池』というのは、よさこい節の一節「おらんくの池にゃ潮吹く魚が泳ぎより」からですが、「目の前に広がる太平洋は我が家の庭で、その池には潮吹く魚が泳いでいる」と。

今回はビンナガで潮は吹きませんけどね。(笑)


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